
父な島根県出身です。
その島根の親戚から二十世紀梨が届きました。
とてもみずみずしくて、子供の頃から大好きです。
父も大好きだったので食べさせてあげたい・・・でも梨は消化が悪いとも言われるし、固形物は食べられない父どうする?
一口でも生まれ故郷の梨を食べさせてあげたかった私は、施設の栄養士さんにご相談させていただいたところ、父が食べられるように加工してくださるとおっしゃっていただけました。
快く受け入れてくださり感謝!
「一体どうなるのか?」と思われるでしょう。
ちなみに父は普通の状態の液体もむせてししまうので、アウトなんです。
そのため普段飲むお茶も、食事時の汁物も全てかなり強めのとろみがついています。
あんかけうどんのとろみが2倍強くなった感じでしょうか。
出来上がりは、梨をすりおろして繊維質を取り除き綺麗に水分だけにしたものを弾力のあるゼリーのように固めた感じです。

私も一口味見をしてみました。
正直、梨の味自体も薄まってしまっているので美味しいとはいえませんが、風味は十分に感じられるます。
冷蔵庫で冷やして頂き、15時のおやつに出していただいたのですが、「この量は1回に無理だろう。残すの勿体無いな」と思ったのですが、父に「島根の○○が送ってくれた二十世紀梨だよ。」と言ったら嬉しそうに「美味しい。久しぶり。」と言ってペロリと全部食べちゃいました。
夕飯は完食しないだろうと思ったものの、見事に完食!
父も私も嬉しい日となりました。
À bientôt !
S.
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